伝説の三鳥がロケット団仕様で『ポケポケ』に参戦!「ロケット団のフリーザーex・サンダーex・ファイヤーex」の判明性能を配信前に徹底解剖。8月27日(木)10時配信のテーマ拡張パック「ロケット団の野望」の看板を張る3枚について、個別評価・既存カードとのシナジー・想定デッキ構築・対策まで、現時点で判明しているすべての情報を1本にまとめました。どれを狙うか迷っている人は、パックを引く前にこの記事で整理してください。

■ 3枚の性能を完全網羅:公式公開された原文ベースでHP・ワザ・弱点・逃げエネまで早見表に整理。
■ 優先度の結論が分かる:単体性能×既存シナジー×環境相性で「どれから狙うべきか」を配信前評価。
■ そのまま組めるデッキ案:炎軸・水軸・雷軸それぞれの想定20枚構築と回し方まで踏み込んで解説。

ロケット団の三鳥exとは?「ロケット団の野望」の基本情報
「ロケット団のフリーザーex」「ロケット団のサンダーex」「ロケット団のファイヤーex」——本記事で取り上げる「三鳥ex」は、新パック「ロケット団の野望」の看板を務める3枚です。個別評価やデッキ考察に入る前に、まずはパックそのものの基本情報をここで整理しておきましょう。なお、三鳥ex以外も含めたパック全体の評価はこちら——パック全体の当たりカードと引くべきかの総まとめ記事——で解説していますので、あわせて参考にしてください。
配信日時は8月27日(木)10時より順次スタート
「ロケット団の野望」は、2026年8月27日(木)10時より順次配信されることが公式に発表されています。公式の告知が「順次登場」という表記になっているため、10時ちょうどに全員へ一斉反映されるとは限らず、環境によって反映タイミングに多少の差が出る可能性がある点は頭に入れておきましょう。一次情報はポケポケ公式サイトのニュースページで確認できます。なお、配信前に公開されているカード画像には「画面は開発中」の注記があるため、細部は配信後のゲーム内表示が最終的な確認先になります。
「テーマ拡張パック」という新区分とシリーズコードB4a
今回の「ロケット団の野望」は、「テーマ拡張パック」という新しい区分のパックとして告知されています。その名のとおり「ロケット団」というテーマを前面に押し出した構成で、ロケット団のポケモンやロケット団関連トレーナーズの収録が公式に発表されています。
また、気になるシリーズコードについては、公式ニュース内のエンブレムイベント画像に「B4a」の表記が確認できるため、シリーズコードは「B4a」で確定です。配信前の段階では確定情報として扱いにくいコードでしたが、公式画像に明記されている以上、ここは安心してよいポイントです。パックの基本情報を表にまとめると次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パック名 | ロケット団の野望 |
| 区分 | テーマ拡張パック(新区分) |
| シリーズコード | B4a(公式エンブレム画像に表記あり) |
| 配信開始 | 2026年8月27日(木)10時より順次 |
| 看板カード | ロケット団のフリーザーex・サンダーex・ファイヤーex(三鳥ex) |
| デザイン | Rマーク入りの特別デザイン |
三鳥exが看板!Rマーク入りの特別デザインにも注目
公式ニュースで大きく紹介されているのが、パックの看板である三鳥ex(フリーザーex・サンダーex・ファイヤーex)です。配信前の時点で判明している収録内容を整理すると、次のようになります。
- 三鳥ex:ロケット団のフリーザーex・サンダーex・ファイヤーexの3枚。それぞれの性能と評価は、次章の早見表と個別評価の章で詳しく解説します。
- ロケット団のポケモン:ロケット団のミュウツー、ラッタex、ペルシアン、アーボック、ラプラスなど、三鳥以外のロケット団のポケモンも公開されています。
- ロケット団関連トレーナーズ:「ロケット団のボス」「ロケット団の大作戦」「ロケット団のどろぼうマシン」などの収録が判明。三鳥exとの組み合わせは後述のシナジーの章で扱います。
- Rマーク入りデザイン:収録カードにはロケット団の「R」マーク入りの特別デザインが採用されることが告知されており、コレクション面でも注目です。
ただし、配信前に公開されているのは収録カードの一部のみで、カード総数や全カードリストは8月25日時点では未発表です。全貌は8月27日の配信後にゲーム内で確認しましょう。
公式Xは「ロケット団に乗っ取られ中」?配信前の演出も見逃せない
小ネタとして、ポケポケ公式X(@PokemonTCGP_JP)は8月24日ごろからアカウントが「ロケット団仕様」に乗っ取られる演出を展開中です。8月24日には「3日後には『ロケット団の野望』が登場だ」とロケット団の口調でポストされたほか、「野望リスト」の公開、ハッシュタグ「#ロケット団を応援し隊」での盛り上げ、固定ポストからの特設サイト誘導など、配信までのカウントダウンを楽しめる内容になっています。さらにゲーム外でも、8月25日〜31日にはZeroBase渋谷が特別デザインでラッピングされる屋外広告も展開中と、公式の力の入れようがうかがえます。それでは次章から、三鳥ex3枚の性能を早見表で見ていきましょう。
三鳥exの性能一覧早見表|HP・ワザ・弱点・必要エネルギーまとめ
「ロケット団のフリーザーex」「ロケット団のサンダーex」「ロケット団のファイヤーex」の3枚について、現時点で判明している性能を1つの表にまとめました。3枚とも2026年8月27日(木)10時から順次配信のテーマ拡張パック「ロケット団の野望」収録カードで、本記事の執筆時点(8月25日)ではまだ配信前です。以下は公式ニュース・公式PVのカード画像と攻略媒体の転記をもとにした配信前情報であり、一部の項目には媒体間の食い違いがあります。食い違いがある箇所には※印を付け、表の下で個別に解説します。
三鳥ex3枚の性能早見表(2026年8月25日時点・配信前情報)
| カード | タイプ | HP | ワザ1 | ワザ2 | 弱点 | にげる | レアリティ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロケット団のフリーザーex | 水 | 130 | アイスウイング※ 水+無色:40ダメージ |
ひょうせつのあらし 水×2+無色:130ダメージ 自分のベンチポケモン全員にも20ダメージ |
鋼(+20)※ | 無色×2 | ◆4 |
| ロケット団のサンダーex | 雷 | 120 | エレキボール 雷+無色:40ダメージ |
らいめいのかぎづめ 雷×2+無色:90ダメージ ダメージを受けている相手のベンチポケモン1匹にも50ダメージ |
闘(+20)※ | 無色×1 | ◆4 |
| ロケット団のファイヤーex | 炎 | 130 | ヒートチャージ 炎×1:ダメージなし コインを3回投げ、オモテの数ぶんの炎エネルギーをエネルギーゾーンから出してこのポケモンにつける |
ごくえんのつばさ 炎×3+無色:130ダメージ このポケモンから炎エネルギーを1個トラッシュ |
水(+20)※ | 無色×2※ | ◆4/★2併存※ |
| ※実装後に要確認:弱点タイプ(鋼/闘/水)はGame8のみの記載。ファイヤーexのにげるはGame8=無色×2・GameWith=1で食い違い。ファイヤーexのレアリティは◆4と★2の情報が併存。フリーザーexのワザ1はカナ表記に揺れあり。いずれも8月27日の実装後にゲーム内表示で確認が必要です。 | |||||||
表の読み方|ワザ2の「追加効果」が3枚の個性を分ける
3枚に共通するのは、いずれも進化のいらないたねポケモンのexで、「軽いワザ1+主力のワザ2」という2段構成になっている点です。一方で、主力ワザに付いた追加効果の方向性は三者三様で、ここが個別評価の分かれ目になります。
- フリーザーex:3エネ130という高効率が魅力ですが、使うたびに自分のベンチポケモン全員にも20ダメージが入る自傷デメリット付きです。この20ダメージの重さと管理方法は、後述の個別評価で詳しく扱います。
- サンダーex:「らいめいのかぎづめ」はバトル場に90+ダメージを受けている相手ベンチ1匹に50という分散型です。数字を足せば140ですが、1匹に140を与えるワザではない点に注意してください。
- ファイヤーex:ワザ1「ヒートチャージ」はダメージがない代わりに、コイン3回でオモテの数だけ炎エネルギーを自分に加速できます。主力の「ごくえんのつばさ」は4エネ130で、使うたびに炎エネルギーを1個トラッシュします。
もう1つの共通点が耐久面です。3枚ともHP120〜130と、一撃で倒されやすい耐久ラインで、弱点を突かれるとさらに+20のダメージを受けます。この低耐久が評価にどう響くかは、後述の比較と対策の章で掘り下げます。
媒体間で食い違う項目|実装後にゲーム内表示で要確認
配信前のカード情報は、公式画像を各攻略媒体が転記したものです。そのため媒体間で記載が食い違う項目があり、現時点では断定できません。表に※印を付けた項目は次のとおりです。
- ファイヤーexのにげるエネルギー:Game8は無色×2、GameWithは1と記載が分かれています。逃げやすさは立ち回りに直結するため、実装後に必ず確認したい項目です。
- 弱点タイプ:フリーザー=鋼、サンダー=闘、ファイヤー=水という弱点タイプはGame8のみの記載で、GameWithは「+20」という数値だけでタイプを明記していません。
- ファイヤーexのレアリティ:◆4とする情報と★2の画像・表記が併存しており、通常版とイラスト違いの構成は未確定です。
- ワザ名のカナ表記:フリーザーexのワザ1は「アイスウイング」「アイスウィング」と媒体により表記が揺れています(必要エネルギーとダメージ自体は各媒体で一致)。
本記事の表は、こうした食い違いを突き合わせたうえでの配信前時点の整理です。確定情報として扱えるのは、8月27日の実装後にゲーム内のカード表示で確認できた内容だけという前提で読み進めてください。
ロケット団のフリーザーexの個別評価|130打点とベンチ自傷20の読み方
ここからは、8月27日(木)10:00配信予定の新パック「ロケット団の野望」に収録される「ロケット団のフリーザーex」を単体で深掘りします。ひとことで言えば、たねポケモンでありながら3エネ130を無条件で出せる高効率アタッカーです。ただし「自分のベンチポケモン全員にも20ダメージ」という珍しいデメリットを持っており、この20点をどう読むかがフリーザーexの評価を分ける最大のポイントになります。なお本章の性能はすべて配信前の公開情報に基づくもので、最終的な数値・表記はゲーム内表示で確認してください。
基本性能|3エネ130「ひょうせつのあらし」の効率はトップクラス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類/タイプ/HP | たねポケモン(ex)/水タイプ/HP130 |
| ワザ1 | アイスウイング(水・無色):40ダメージ |
| ワザ2 | ひょうせつのあらし(水・水・無色):130ダメージ+「自分のベンチポケモン全員にも20ダメージ。」 |
| 弱点 | 鋼+20(配信前情報) |
| にげる | 無色×2 |
| レアリティ | ◆4(公開されている通常版) |
最大の売りは、3エネで130という打点効率です。進化を必要としないたねポケモンなので、モンスターボールで直接サーチでき、進化ラインにデッキ枠を割く必要もありません。序盤は2エネ40の「アイスウイング」で小突きつつ、3エネ目が付いたターンから130圏内に入るという、初心者にも分かりやすい2段構えの設計です。なおワザ名のカナ表記は媒体間で「アイスウイング/アイスウィング」の揺れがあり、配信前の未確定情報です。
ベンチ全員20ダメージは「相手のアカギ」を自分で有効化する行為
「ひょうせつのあらし」には「自分のベンチポケモン全員にも20ダメージ。」という一文が付いています。これを「実質20の自傷」程度に軽く読むのは危険です。重要なのは、ベンチに置いたポケモンの数だけダメージカウンターをばらまいてしまうという点です。
既存サポート「アカギ」の効果は「相手のベンチのダメージを受けているポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。」というもの。つまりフリーザーexが「ひょうせつのあらし」を撃つと、相手がアカギを使うための条件を、自分の攻撃で毎回作ってしまうのです。相手はベンチ狙撃の手段を用意する必要すらありません。たとえばHP70級の低耐久ポケモンをベンチに並べていると、攻撃した直後にアカギでバトル場へ引きずり出され、安い1ポイントを献上する負け筋になり得ます。
いやしの海辺で相殺できる|ただし「水エネが付いたベンチだけ」
この自傷への代表的な回答が、スタジアム「いやしの海辺」です。効果は「おたがいのプレイヤーは、自分の番の終わりに、水エネルギーがついている自分のポケモン全員のHPを20回復。」で、処理の流れは次のようになります。
- 「ひょうせつのあらし」で自分のベンチ全員に20ダメージが入る
- 自分の番の終わりに、いやしの海辺で水エネルギー付きのポケモンが20回復する
- 相手のターン開始時にはHPが満タンに戻り、アカギの対象になる条件が消える
ここで注意したいのは、回復できるのは水エネルギーが付いているポケモンだけという点です。「いやしの海辺を置けば何体並べても安全」ではありません。ドロー要員などエネルギーを付けない前提のポケモンを並べる構成は、フリーザーex自身のワザテキストと真っ向から衝突します。ベンチのポケモンにも早めに水エネルギーを手張りして回復対象にしておくか、そもそもベンチを最小限に絞るという管理が前提のカードです。また、相手に別のスタジアムで海辺を上書きされたターンに130を撃つとリスクが跳ね上がるため、スタジアムの張り合いもプレイ判断に含まれます。ちなみに「まもりのポンチョ」は相手のワザ・特性によるダメージを防ぐカードなので、自分のワザで発生するこの20点は防げません。
長所・短所の整理と運用のコツ
- 長所:たね・3エネ・無条件130という高い打点効率。進化不要でデッキ枠を圧縮できる
- 長所:序盤は2エネ40「アイスウイング」でつなげる扱いやすさ
- 長所:いやしの海辺と組めば、デメリットを毎ターン相殺しながら戦える
- 短所:ベンチ自傷20が相手のアカギの使用条件になり、負け筋を自作しやすい
- 短所:鋼弱点(配信前情報)。HP130は現環境の高打点exに一撃で落とされ得る水準
- 短所:にげるコスト2が重く、一度バトル場に出ると引っ込めにくい
運用のコツは次の3点に集約されます。
- ベンチを絞る:並べるのはサブアタッカー1体程度にとどめ、アカギの対象候補を増やさない
- ベンチにも水エネを配る:いやしの海辺の回復対象にするため、手張りの優先順位を意識する
- 入れ替え札を確保する:にげる2をケアするため、いれかえ系のカードをデッキに用意しておく
配信前の事前評価として、Game8は3エネ130の高打点を評価しつつ「自軍ベンチ20がアカギの対象を自分から作る点」とHPを懸念に挙げ、GameWithは「序盤から終盤まで扱いやすいたねex」としつつ自傷ベンチの管理を条件としています。カードパワー自体は間違いなく高い一方で、撃つたびに自分の盤面をケアし直す必要があるカードという性格を理解して使えるかどうかで勝率が変わる1枚です。環境全体での立ち位置の予測については、後述の環境考察の章で詳しく解説します。
ロケット団のサンダーexの個別評価|らいめいのかぎづめのベンチ狙撃
ロケット団のサンダーexは、8月27日(木)10時から配信されるテーマ拡張パック「ロケット団の野望」に収録される、雷タイプのたねポケモンexです。最大の特徴は、バトル場に90ダメージを与えながら、ダメージを受けている相手のベンチポケモン1匹にも50ダメージを飛ばす第2ワザ「らいめいのかぎづめ」。この章では、条件付きのベンチ狙撃をどう能動的に成立させるか、そして現環境ならではの逆風をどう読むかを深掘りします。なお、性能はすべて配信前の公開情報にもとづくもので、正式な数値や表記は配信後のゲーム内表示で確認してください。
基本性能|90+50は「合計140」ではなく分割打点
| 項目 | 内容(配信前情報) |
|---|---|
| タイプ/分類 | 雷タイプ/たねポケモンex |
| HP | 120 |
| ワザ1 | エレキボール(雷・無色):40ダメージ |
| ワザ2 | らいめいのかぎづめ(雷・雷・無色):90ダメージ+「ダメージを受けている相手のベンチポケモン1匹にも50ダメージ」 |
| 弱点/にげる | 闘+20/無色×1 |
| レアリティ | ◆4 |
まず押さえておきたいのは、「らいめいのかぎづめ」は140を1匹に与えるワザではないという点です。バトル場へ90、条件を満たすベンチへ50という分割打点なので、単体の処理能力だけを見れば90にとどまります。相手のベンチが無傷だったり、ベンチ自体が空だったりすると、50の追加ダメージは使えません。つまり「相手ベンチに事前へダメージを置く手段」をデッキ側で用意できるかどうかが、このカードの評価を大きく左右します。にげるコストが無色1個と軽く、前後の入れ替えがしやすい点は地味ながら確かな長所です。
なお、ベンチへのダメージ量は配信前の媒体間で表記が食い違っており、攻略大百科が80、GameWithとGame8がいずれも50としています。本記事では2媒体が一致し、後述のコンボ解説とも数値が整合する50を採用しますが、配信前の予測情報のため確定値ではありません。
エレザード+シトロンのリュックで狙撃条件を能動的に作る
「ダメージを受けている相手ベンチ」という条件を相手任せで待っていては、不安定なカードで終わってしまいます。そこで軸になるのが、以下の既存カードとの組み合わせです。
- エレザード(天空の支配者):ワザ「エレキスパーク」は無色1エネで40ダメージに加え、「相手のベンチポケモン全員にも10ダメージ」。相手ベンチ全体を一括で「ダメージを受けている状態」にできる、狙撃条件の起点役です。
- シトロンのリュック:グッズ。「この番、自分の『レアコイル』『エレザード』が使うワザの、相手のポケモン全員へのダメージを+20する」。グッズなので同一ターンに2枚重ねられます。
- シトロン:サポート。山札から「レアコイル」「エレザード」「シトロンのリュック」をランダムに2枚手札に加え、コンボパーツの複数枚要求を安定させます。
エレザードのベンチ打点はリュック1枚で30、2枚で50まで増幅します。そこへサンダーexの「らいめいのかぎづめ」で50を重ねれば、対象のベンチ1匹に累計100ダメージ。Game8も明示的に推奨しているコンボです。
| リュックの枚数 | エレザードのベンチ打点 | サンダーex追撃後の累計 |
|---|---|---|
| 0枚 | 10 | 60 |
| 1枚 | 30 | 80 |
| 2枚 | 50 | 100 |
ここで1つ重要な注意があります。シトロンのリュックの対象は「レアコイル」「エレザード」のみで、サンダーexのワザには乗りません。「らいめいのかぎづめ」の90や50も+20されると誤解したまま構築すると、ダメージ計算が根本から崩れるので気をつけてください。
アカギ連携|倒し切れなかった50点を勝ち筋に変える
ベンチ狙撃で削り切れなかった相手は、そのまま放置するともったいない存在です。ここで活きるのが、実装以来の最強格サポートとして知られるアカギ。効果は「相手のベンチのダメージを受けているポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える」で、サンダーexが50を入れて倒し損ねたベンチは、まさにアカギの対象そのものです。理想の流れは次の3手順になります。
- エレザードの「エレキスパーク」(+リュック)で相手ベンチ全体にダメージを置く
- サンダーexの「らいめいのかぎづめ」で本命のベンチポケモンに50を重ねる
- 仕留め損ねた相手をアカギでバトル場へ引きずり出し、次の攻撃で取り切る
この流れが決まると、相手は育成中のポケモンを守る手段をほとんど持てません。サンダーexは「ベンチを直接倒すカード」というより、アカギの確定対象を作り続けるカードとして見ると評価が一段上がります。ただし、エリキテル→エレザードという進化ラインでポケモン枠を使ううえ、サンダーex自身も3エネ要求と、盤面の完成には手数がかかります。具体的な20枚構成は後述のデッキレシピ考察の章で紹介します。
HP120+闘弱点は現環境のメガルカリオexと真っ向から逆風
攻めの設計が魅力的な一方で、守りの数字は三鳥の中で最も厳しくなっています。HP120は三鳥で唯一130を下回り、弱点は闘+20。8月25日時点の攻略媒体のTier表ではメガルカリオexがTier1に位置しており、Game8も三鳥の耐久面の懸念を説明する際に「130以上を出せる現環境カード」の代表としてメガルカリオexを挙げています。闘弱点のHP120というステータスは、三鳥の中で最もメガルカリオ環境の影響を直接受けます。さらに新弾には「ロケット団の」と名の付くポケモンに追加ダメージを与えるガラガラも収録予定で、この点は後述の対策と負け筋の章で詳しく解説します。
一方で明るい材料もあります。雷タイプなので、Tier1の水軸「セグレイブ+スイクンex」のような水アタッカーに弱点を突ける局面があり、環境的な存在意義は十分にあります。つまりサンダーexは「水Tier1に刺せるが、闘Tier1にも刺される」というメタ依存の強いカードで、配信前の暫定評価はTier3〜4予測(未確定)です。メガルカリオexの使用率が下がれば、評価が大きく上がる余地を残しています。運用面では、Game8が示す「トドメ役としてベンチで待機」という方向性のとおり、序盤から前に出して殴り合うのではなく、エレザードで盤面を整えながら終盤のフィニッシャーとして着地させるのが基本になるでしょう。
ロケット団のファイヤーexの個別評価|ヒートチャージの自己加速が本命
ロケット団のファイヤーexは、炎タイプ・HP130のたねポケモンexです。最大の特徴は、炎エネルギー1個で使える第1ワザ「ヒートチャージ」がダメージではなく自己エネルギー加速に専念している点で、三鳥exの中で唯一「自分ひとりで攻撃の準備を整えられる」設計になっています。しかもビクティニ・にじいろの洞窟・フレイムパッチという既存の炎サポートがすでに揃っているため、配信前の時点で三鳥の中で最も完成度が高い1枚と評価できます。本記事の配信前予測ではTier2〜3候補(三鳥中トップ)ですが、これはあくまで8月27日の配信を前にした予測である点はご了承ください。
| 項目 | ロケット団のファイヤーex(ポケポケ版・配信前情報) |
|---|---|
| タイプ/分類 | 炎タイプ/たねポケモンex |
| HP/弱点 | HP130/弱点:水+20 |
| ワザ1 | ヒートチャージ(炎1):「コインを3回投げ、オモテの数ぶんの炎エネルギーを自分のエネルギーゾーンから出し、このポケモンにつける。」 |
| ワザ2 | ごくえんのつばさ(炎×3・無色1)130ダメージ:「このポケモンから炎エネルギーを1個トラッシュ。」 |
| にげる | 媒体間で「無色×2」と「1」の食い違いあり(未確定・実装後にゲーム内で要確認) |
| レアリティ | ◆4の情報と★2の画像が併存(全バリエーション構成は未確定) |
ヒートチャージはコイン3回・期待値1.5枚の自己加速
「ヒートチャージ」は、コインを3回投げてオモテの数だけ炎エネルギーをエネルギーゾーンから出し、自分自身に付けるワザです。コインを公平な50%と仮定すると、オモテの期待値は1.5枚。1エネの消費で平均約1.5エネが追加される計算になり、毎ターンの手張りと合わせれば、4エネを要求する「ごくえんのつばさ」に極めて早く到達できます。特に注目したいのは、3回中2枚以上オモテになる確率が素の状態で50%あるという点です。上振れれば1ターンで3エネ加速という、たねポケモンとしては破格の立ち上がりになります。もちろん全部ウラの下振れも起こり得るため、この振れ幅をどう抑えるかが構築のテーマになります。
到達後の「ごくえんのつばさ」は130ダメージと、たねexとして十分な打点です。ただし使うたびに炎エネルギーを1個トラッシュするため、連打するには手張りや後述のフレイムパッチによる再補給が必要です。この「攻撃のたびに炎がトラッシュへ落ちる」性質は、一見デメリットに見えて、実はトラッシュ回収ギミックと噛み合う設計になっています。
ビクティニ「しょうりのほし」で成功率は50%から75%へ
コインの下振れ対策の本命が、既存カードのビクティニ(波動ビート収録・◆3・開封ポイント150pt交換可)です。特性「しょうりのほし」は「自分の番に、自分の炎ポケモンのワザでコインを投げたとき、1回使える。そのコインの結果をすべてなくし、はじめからコインを投げなおす。」というもの。ポイントは、失敗した1枚だけを投げ直すのではなく、3回分の結果をすべて消して最初から投げ直せることです。実戦での使い方は次の手順になります。
- ヒートチャージでコインを3回投げる
- オモテが2枚以上なら、その結果をそのまま採用する
- オモテが0〜1枚だったときだけ「しょうりのほし」で3回すべて振り直す
この戦略を取ると、「2枚以上オモテ」を引ける最終確率は0.5+(0.5×0.5)=0.75、つまり50%から75%まで引き上げられます。ビクティニ自身はHP70と打たれ弱いので、ベンチに置いて特性だけ提供させるのが基本です。
にじいろの洞窟+フレイムパッチでコイン依存をさらに下げる
もう1つの加速ルートが、トラッシュを経由する確定加速です。使うのは次の2枚です。
- にじいろの洞窟:スタジアム(「天空の支配者」収録・◆2・70pt)。「お互いのプレイヤーは、自分の番に1回使える。自分のエネルギーゾーンに発生しているエネルギーをトラッシュ。その場合、次のエネルギーを出す。」という効果で、炎エネルギーを能動的にトラッシュへ送れます。
- フレイムパッチ:グッズ(「メガライジング」系収録・◆2・70pt)。「自分のトラッシュから炎エネルギーを1個、バトル場の炎ポケモンにつける。」効果です。
にじいろの洞窟で炎をトラッシュした瞬間、フレイムパッチの回収対象が生まれます。フレイムパッチの付け先は「バトル場の炎ポケモン」なので、ファイヤーexをバトル場に据えて戦う構築と自然に一致するのも好相性です。さらに「ごくえんのつばさ」で毎回落ちる炎エネルギーもそのまま回収対象になるため、攻撃後の再装填までカバーできます。ビクティニ・洞窟・フレイムパッチという三重の既存支援があるからこそ、攻略媒体のGame8も配信前評価として最速2ターン目の130連打を挙げています。コインが振るわなくてもトラッシュ経由で加速を確定させられる、つまり運要素を複数ルートで保険できるのがファイヤーex最大の強みです。
たねexゆえの安定感と、水弱点という明確な壁
ファイヤーexを三鳥トップの配信前予測(Tier2〜3候補・未確定)と見る根拠は、次の3点に集約されます。
- 進化事故がない:たねexなので進化ラインが一切不要。エネ加速役と130アタッカーを1枚で兼ね、20枚デッキの枠効率が高い。
- 既存パーツだけで完成:新弾のロケット団サポートに頼らなくても、ビクティニ・洞窟・パッチで「初速」と「継戦」の両方を補える。
- 加速ルートが複線:コイン・全振り直し・トラッシュ回収と経路が多く、どれか1つが止まっても代替が効く。
一方で不安要素もはっきりしています。HP130は130以上の打点が珍しくない現環境では一撃圏内で、とりわけ水弱点が現環境Tier1のセグレイブ+スイクンex軸と正面から衝突します。水デッキが環境上位に残る限り厳しい対面が必ず存在するため、トップTierではなくTier2〜3という予測はこの相性を織り込んだものです。また、130を撃った後にフレイムパッチを引けていないと、次の攻撃への復帰が通常の手張り頼みになる点も覚えておきましょう。強みと壁の両方を踏まえた具体的な20枚構成は、後述のデッキ3案の章で紹介します。
三鳥ex徹底比較|優先して狙うべきはどれか
ここまでの個別評価を踏まえて、この章では3枚を横並びで比較し、限られた砂時計やパック開封ポイントをどこに向けるべきかを整理します。先に結論をまとめると、配信前時点の相対評価はファイヤーexが最有力、次いでフリーザーex、サンダーexの順と見ています。ただしこれはあくまで既存カードとの組み合わせから導いた配信前の予測であり、8月27日以降の実環境データで評価が変わり得る点は最初にお断りしておきます。
比較表:6つの観点で見る三鳥exの違い
| 観点 | ファイヤーex | フリーザーex | サンダーex |
|---|---|---|---|
| 単体打点 | ◎ 4エネ130 | ◎ 3エネ130 | △ 前90+ベンチ50 |
| 起動速度 | ◎ 自己加速 | ○ 水加速次第 | △ 3エネ |
| 既存カードとのシナジー | ◎ ビクティニ・洞窟・パッチ | ○ いやしの海辺 | ◎ エレザード・リュック |
| デメリット | △ 攻撃後に炎1個トラッシュ | × 自軍ベンチ全員に20 | ○ 追撃が条件付き程度 |
| 耐久 | △ HP130・水弱点 | △ HP130 | × HP120・闘弱点 |
| 配信前予測Tier | Tier2〜3 | Tier3前後 | Tier3〜4 |
予測Tierはいずれも未確定・信頼度「中」の配信前予測です。同じ130前後のアタッカーでも、ファイヤーは「自分を速く完成させる」、フリーザーは「自身の副作用を管理する」、サンダーは「別のカードで事前に盤面へダメージを置く」と、要求されるデッキ設計が根本的に異なります。
ファイヤーexが最有力と考える理由
ファイヤーexを最有力と見る最大の理由は、新カードの支援を待たなくても、既存カードだけで戦い方がほぼ完成している点です。
- 自己完結の加速:1エネの「ヒートチャージ」でコインを3回投げ、オモテの数だけ炎エネルギーを自分に付けられるため、たね1枚で加速役と130アタッカーを兼ね、進化ラインを必要としません。
- 既存サポートの厚さ:コイン結果をまとめて投げ直せるビクティニ、炎エネルギーを能動的にトラッシュへ送れる「にじいろの洞窟」、トラッシュの炎を付け直す「フレイムパッチ」がすでに揃っており、Game8も「最速2ターン目130」を評価しています。
- コイン運の底上げ:コインを公平な50%とすると「2枚以上オモテ」の確率は50%ですが、失敗時だけビクティニで投げ直す戦略なら約75%まで引き上げられる計算です。
弱点はHP130と水弱点で、現環境Tier1の水軸(セグレイブ+スイクンex)が残る限り厳しい対面は避けられません。また「ごくえんのつばさ」は使うたびに炎エネルギーを1個トラッシュするため、フレイムパッチを引けないと継続火力が落ちます。それでも初速と完成度で三鳥のトップと評価し、配信前予測はTier2〜3です。
フリーザーexは高効率、ただしアカギ管理が必須
フリーザーexは、たねポケモンでありながら3エネ130を無条件で出せるという、カード単体の効率では三鳥トップクラスの1枚です。問題は「ひょうせつのあらし」が自分のベンチ全員にも20ダメージを与えることで、この20が相手のアカギの使用条件を自分から満たしてしまう点にあります。アカギは「相手ベンチのダメージを受けているポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える」サポートなので、攻撃した直後に、育成途中のベンチを引きずり出される負け筋を自作しかねません。管理手段は次の2つが軸になります。
- いやしの海辺:番の終わりに、水エネルギーが付いた自分のポケモン全員のHPを20回復するスタジアム。攻撃直後の20を相手ターンが始まる前に消せます。ただし水エネルギーの付いていないベンチは回復しません。
- ベンチを絞る:ベンチ自体を最小限にとどめ、並べるポケモンには早めに水エネルギーを付けておくことで、回復の対象漏れを防ぎます。
この管理を徹底できれば高効率アタッカーとして機能しますが、見た目のシンプルさ以上にプレイ難度が高く、水にはすでにTier1の完成形デッキがあるため、配信前予測はTier3前後としています。
サンダーexはコンボ性能が高いものの闘環境が逆風
サンダーexの「らいめいのかぎづめ」は、バトル場へ90、ダメージを受けている相手ベンチ1匹へ50という分散打点です。エレザードの「エレキスパーク」で相手ベンチ全員に10をばらまき、「シトロンのリュック」2枚で+40してベンチ全員50、そこへサンダーexの50を重ねて累計100——というGame8推奨のコンボは数値の噛み合いが美しく、倒しきれなかった相手をアカギで前へ呼び出す詰め筋まで作れます。コンボの設計図としては三鳥随一です。
一方で逆風も明確です。HP120・闘弱点は、現環境Tier1のメガルカリオexと正面衝突します。さらに新弾には、「ロケット団の」と名の付くポケモン相手に2エネで120を出せるガラガラが同時収録される予定で、HP120のサンダーexは素の120でちょうどきぜつ圏です。エレザードの進化ラインでポケモン枠を多く使う構築依存度の高さもあり、配信前予測はTier3〜4。ただし水デッキに弱点を突ける立ち位置のため、闘デッキの比率が下がれば評価が上振れする余地は残っています。
繰り返しになりますが、この優先順位は既存カードだけを前提にした配信前の相対評価です。8月27日以降の使用率や大会データ、未公開のロケット団関連トレーナーズの内容次第で入れ替わる可能性があります。現行ランクマッチのシーズンB4は8月26日14:59に終了するため、三鳥の真価が問われるのは次シーズン以降の環境です。3枚それぞれの具体的な構築例は、後述のデッキレシピ章で紹介します。
相性の良いカードとシナジー総まとめ
三鳥exは3枚とも単体で完結するカードではなく、既存カードとの組み合わせで評価が大きく変わります。この章では、配信前時点で相性が確実視されている既存カード7枚を「性能・入手・どの三鳥と組むか」の早見表に整理し、それぞれの使い方を解説します。さらに、同じ「ロケット団の野望」に収録されるロケット団トレーナーズ3枚との組み合わせも考察します。なお、三鳥ex側の性能や新トレーナーズの評価は8月27日の配信前情報にもとづくため、実戦での噛み合いはあくまで配信前の予測です。
シナジーカード早見表(性能・入手・対応する三鳥)
まずは7枚をまとめて確認しましょう。いずれも既存パックのカードなので、配信を待たずに今日から集められるのがポイントです。
| カード | 性能の要点 | 入手(現行値) | 組む三鳥 |
|---|---|---|---|
| ビクティニ | 炎・HP70。特性「しょうりのほし」で、自分の炎ポケモンのワザで投げたコインの結果をすべてなくし、はじめから投げなおせる(自分の番に1回) | 「波動ビート」◆3・150pt | ファイヤーex |
| にじいろの洞窟 | スタジアム。自分の番に1回、エネルギーゾーンに発生しているエネルギーをトラッシュし、次のエネルギーを出す | 「天空の支配者」◆2・70pt | ファイヤーex |
| フレイムパッチ | グッズ。自分のトラッシュから炎エネルギーを1個、バトル場の炎ポケモンにつける | 「メガライジング」系◆2・70pt | ファイヤーex |
| いやしの海辺 | スタジアム。自分の番の終わりに、水エネルギーがついている自分のポケモン全員のHPを20回復 | 「天空の支配者」◆2・70pt | フリーザーex |
| エレザード | 1進化(エリキテルから)・雷・HP80。「エレキスパーク」40に加えて「相手のベンチポケモン全員にも10ダメージ。」 | 「天空の支配者」◆2・70pt | サンダーex |
| シトロンのリュック | グッズ。この番、自分の「レアコイル」「エレザード」が使うワザの、相手のポケモン全員へのダメージを+20する(同一ターンに2枚使用可) | 「紅蓮ブレイズ」◆2・70pt | サンダーex |
| アカギ | サポート。相手のベンチのダメージを受けているポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える | 「時空の激闘 パルキア」◆2・70pt | 三鳥すべて(特にサンダーex) |
交換に必要な開封ポイントはいずれも現行エキスパンションでの値です。開封ポイントはエキスパンションごとに別管理なので、該当パックのポイントが必要な点にはご注意ください。
ファイヤーex・フリーザーexを支える既存カードの使い方
ファイヤーexのシナジーは「初速」と「継戦」の両面をカバーしているのが特長です。
- ビクティニ:特性「しょうりのほし」は、炎ポケモンのワザで投げたコインを3回分まとめて再抽選できます。資料の計算では、「ヒートチャージ」で2枚以上オモテになる確率は素の状態で50%ですが、オモテが0〜1枚のときだけ振り直す戦略なら成功率を50%から75%まで引き上げられます。
- にじいろの洞窟+フレイムパッチ:洞窟でエネルギーゾーンの炎エネルギーを能動的にトラッシュへ送れば、その瞬間からフレイムパッチの回収対象が生まれます。フレイムパッチは「バトル場の炎ポケモン」につけるカードなので、ファイヤーexをバトル場に据える構築と自然に噛み合い、「ごくえんのつばさ」で毎回トラッシュする炎エネルギーの再利用にも直結します。
Game8がファイヤーexの「最速2ターン目130」を評価する根拠は、この三重の既存支援がすでに揃っている点にあります。
一方、フリーザーexの相棒はいやしの海辺です。「ひょうせつのあらし」で自分のベンチ全員に20ダメージが入っても、その後の「自分の番の終わり」に海辺の回復が働くため、相手ターン開始時にはHPを満タンに戻せます。ただし回復できるのは水エネルギーがついているポケモンだけで、エネルギーのないベンチには傷が残り、相手のアカギに逆用される危険があります(詳しくは後述の対策章で解説します)。ベンチを絞り、置いたポケモンにも早めに水エネルギーをつける運用が前提になります。
サンダーexはエレザード+シトロンのリュックで合計100点ライン
サンダーexの「らいめいのかぎづめ」のベンチ50ダメージは、「ダメージを受けている相手ベンチ」がいないと使えません。その条件を一括で作るのがエレザードです。「エレキスパーク」は相手のベンチポケモン全員にも10ダメージを与えるため、盤面全体を追撃対象に変えられます。
- シトロンのリュックを使ってからエレザードで攻撃します。リュック1枚ならベンチへの打点は30、グッズなので同一ターンに2枚使えば50になります。
- サンダーexの「らいめいのかぎづめ」でバトル場に90を与えつつ、ダメージ済みベンチ1匹に50を追撃します。リュック2枚経由なら対象のベンチには累計100ダメージが入ります。
- 倒し切れなかったベンチは、次のターンにアカギでバトル場へ引きずり出して仕留めます。
ここで注意したいのがシトロンのリュックの対象制限です。効果原文は「レアコイル」「エレザード」のワザ限定で、サンダーex自身のワザには効果が乗りません。あくまでエレザード側の下準備を強化するカードとして採用します。また、サポートのシトロンは山札から「レアコイル」「エレザード」「シトロンのリュック」をランダムに2枚手札に加えられるため、複数枚要求のこのコンボを安定させる潤滑油になります。
同パック収録「ロケット団トレーナーズ」との組み合わせ考察
「ロケット団の野望」には三鳥exと同時に、妨害系のトレーナーズも収録されます。判明している効果は次のとおりです。
- ロケット団のボス(サポート):相手の手札のオモテをすべて見て、その中からたねポケモンを好きなだけ選び、相手のベンチに出す
- ロケット団の大作戦(サポート):相手のバトルポケモンをこんらんにする。コインを1回投げウラなら、自分のバトルポケモンもこんらんにする
- ロケット団のどろぼうマシン(グッズ):相手のトラッシュから「ロケット団のどろぼうマシン」を除くグッズをランダムに1枚、自分の手札に加える
三鳥との噛み合いを考えると、最も相性が良さそうなのはロケット団のボス×サンダーexです。相手の手札からたねポケモンを強制的にベンチへ並べさせれば、エレザードの全体10ダメージやサンダーexの追撃、アカギの当て先が増えるからです。資料でも、ベンチ操作系の新カードがサンダー戦略と噛み合えば配信前予測(Tier3〜4)を超える可能性が指摘されています。ロケット団の大作戦は相手のバトルポケモンを確定でこんらんにできるため、HP120〜130と打たれ弱い三鳥の時間稼ぎ役として候補になりますが、ウラなら自分もこんらんになるリスクと、アカギなどと1ターン1枚のサポート枠を奪い合う点は覚えておきましょう。どろぼうマシンは回収対象が自分ではなく相手のトラッシュなので、自分が使ったフレイムパッチやシトロンのリュックを拾い直す用途には使えません。相手のデッキ次第でランダムに1枚戻る、おまけ寄りの妨害グッズと捉えるのが現実的です。いずれも三鳥との実戦上の噛み合いは配信後に検証が必要な、配信前の予測である点にご注意ください。
三鳥exの対策と負け筋
この章では視点を切り替えて、三鳥exを「使われる側」からどう攻略するかを整理します。対戦で当たったときの突きどころであると同時に、三鳥を使う側が事前に知っておくべき負け筋のリストでもあります。なお、本章の内容は配信前(8月27日配信開始)の公開情報にもとづく予測を含みます。
弱点タイプ早見表|対策はここから始まる
まず前提となる弱点と耐久ラインです。弱点タイプはGame8の配信前情報(いずれも弱点+20)で、GameWithにはタイプの記載がないため、正式にはゲーム内表示での確認待ちの未確定情報である点に注意してください。
| カード | HP | 弱点(未確定) | 対策側が突けるポイント |
|---|---|---|---|
| ロケット団のフリーザーex | 130 | 鋼 | ベンチへの自傷20がアカギの起点になる |
| ロケット団のサンダーex | 120 | 闘 | ガラガラ・メガルカリオexの打点圏 |
| ロケット団のファイヤーex | 130 | 水 | 攻撃のたびに炎エネルギー1個をトラッシュ |
3枚に共通する弱点は、HP120〜130という耐久の低さです。Game8はメガルカリオex・メガチルタリスex・パオジアンexといった130以上の打点を出せるカードを具体例に挙げ、三鳥はワンパンされやすいと評価しています。三鳥はいずれもexのため、一度倒されるだけで2ポイントを失います。エネルギーが揃って完成する前に狙い撃つのが、対策の基本方針になります。
フリーザーex対策|自傷20をアカギで突く
フリーザーexの「ひょうせつのあらし」は、130ダメージと引き換えに自分のベンチポケモン全員へ20ダメージを与えます。ここに刺さるのが既存サポートのアカギです。効果は「相手のベンチのダメージを受けているポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える」というもので、◆2版なら開封ポイント70ptで交換できる入手しやすいカードです。
フリーザー側が攻撃するだけで、相手のアカギの使用条件が自動的に整ってしまうのがこの構図の怖いところです。対策側はベンチを狙撃する準備すら不要で、削れた低HPのポケモンをバトル場へ引きずり出し、そのまま倒して手軽にポイントを取れます。使う側は前述のいやしの海辺(回復するのは水エネルギーが付いたポケモンのみ)やベンチを絞る構築で管理する必要があり、逆に対策側は別のスタジアムで海辺を上書きするだけでもリスクを押し付けられます。なお、まもりのポンチョはベンチのポケモンが相手のワザや特性で受けるダメージを防ぐカードのため、自分のワザによるこの20ダメージは防げない点も覚えておきましょう。
サンダーex対策|同パックのガラガラがほぼ天敵
「ロケット団の野望」には三鳥と同時に、対ロケット団のメタカードとなるガラガラ(1進化・闘タイプ・HP110)も公開されています。判明している性能は2エネの「こらしめる」50+で、相手のバトルポケモンが名前に「ロケット団の」とつくポケモンなら70ダメージ追加。つまり三鳥に対しては2エネ120で攻撃できる計算です。
- サンダーex:HP120のため、弱点計算をする前から素の120でちょうどきぜつ圏。しかも闘弱点(+20)なので、実際には余裕を持って処理されます。
- フリーザーex・ファイヤーex:HP130なので素の120では10残りますが、10以上の事前ダメージやダメージ増加が絡むだけで処理圏に入ります。
さらに現環境ではメガルカリオexがTier1級で活躍しており、闘タイプの通りが良い状況です。HP120・闘弱点のサンダーexは三鳥の中で最も闘環境の影響を直接受けるため、「水デッキに弱点を突けるから有利」とだけ考えるのは危険です。
ファイヤーex対策|エネトラッシュを突いた時間稼ぎ
ファイヤーexの「ごくえんのつばさ」は、130ダメージを出すたびに炎エネルギーを1個トラッシュします。フレイムパッチを引けていなければ、再び4エネに戻す手段は毎ターンの手張りに依存します。そこで対策側は、一撃で倒されない高HPのポケモンで受けて回復や交代を挟み、攻撃を空振りさせるターンを作るほど、ファイヤー側の燃料切れを誘いやすくなります(配信前の考察です)。また水弱点のため、現環境Tier1のセグレイブ+スイクンexのような水軸デッキには構造的に不利です。
最後に、使う側が知っておくべき負け筋を整理します。
- フリーザーexの負け筋:自傷20が相手のアカギを起動させ、育成途中のベンチから先にポイントを取られる展開。
- サンダーexの負け筋:ガラガラの2エネ120とメガルカリオexに、育つ前に上から処理される展開。
- ファイヤーexの負け筋:フレイムパッチを引けずエネルギー供給が途切れ、受け切られて失速する展開。
- 三鳥共通の負け筋:130以上の打点が珍しくない環境でワンパンされ、2ポイントを一気に失う展開。
こうした負け筋は、裏を返せば三鳥を採用するときのプレイ指針でもあります。各カードの具体的な運用については、前述の個別評価もあわせて参照してください。
三鳥exデッキ考察|炎軸・水軸・雷軸のサンプル構築
ここでは、ファイヤーex・フリーザーex・サンダーexをそれぞれ主役に据えた20枚のサンプル構築を紹介します。最初にお断りしておくと、以下のリストはすべて配信前の想定構築であり、実装後の環境やロケット団関連トレーナーズの性能を確認したうえで最適化が必要です。「ロケット団の野望」の三鳥以外の新カードは採用せず、既存カードのみで組んだ形になっています。枚数配分やトレーナーズの選び方といった土台の考え方は、デッキ構築の基本セオリー(異次元クライシス環境のデッキ構築ガイド)もあわせて参考にしてください。
炎軸:ファイヤーex自己加速速攻型
ファイヤーex自身が「エネルギー加速役」と「130打点アタッカー」を兼ねるため、進化ラインを一切使わずに組めるのが最大の特徴です。エネルギーは炎単色を想定しています。
| カード | 枚数 | 採用理由 |
|---|---|---|
| ロケット団のファイヤーex | 2 | 主役。ヒートチャージ→130連打 |
| ビクティニ | 2 | 3コインの失敗結果をまとめて再投 |
| モンスターボール | 2 | 少数たね構成の初動安定 |
| 博士の研究 | 2 | 汎用ドロー |
| フレイムパッチ | 2 | ファイヤーへの追加加速。攻撃後の炎再利用 |
| にじいろの洞窟 | 2 | フレイムパッチ用の炎トラッシュを能動生成 |
| 大きなマント | 2 | HP130を補う耐久補助の候補 |
| アカギ | 2 | 相手の削れたベンチを勝ち筋へ変換 |
| レッド | 2 | ex相手への打点補助の候補 |
| キズぐすり | 2 | HPライン調整 |
| 計 | 20 | 炎エネルギー単色想定 |
回し方の目安は次のとおりです。
- 序盤にファイヤーexをバトル場に置き、エネルギーを手張りしつつ「ヒートチャージ」でコインを3回投げます。
- オモテが0〜1枚なら、ビクティニの特性「しょうりのほし」で3回分をまとめて投げ直します。2枚以上オモテになる確率は素の50%から約75%まで引き上げられる計算です(配信前の試算)。
- 炎4エネに到達したら「ごくえんのつばさ」130で攻撃を始めます。
- 攻撃のたびに炎エネルギーを1個トラッシュするため、にじいろの洞窟で炎をトラッシュへ送り、フレイムパッチでバトル場のファイヤーexへ付け直して連打を維持します。
- 終盤は削れた相手ベンチをアカギで呼び出し、レッドの打点補助も絡めてポイントを取り切ります。
注意点は、フレイムパッチを引けないターンはエネルギー補給が手張り頼みになり、130の連打が途切れやすいことです。水弱点とHP130という耐久面の不安もあるため、水デッキが多い環境では立ち回りに工夫が要ります(環境との相性は後述の環境考察を参照)。
水軸:フリーザーex海辺・薄ベンチ型
3エネ130「ひょうせつのあらし」を軸に、自分のベンチ全員への20ダメージという自傷デメリットの管理を、構築段階から織り込んだ型です。水単色を想定しています。
| カード | 枚数 | 採用理由 |
|---|---|---|
| ロケット団のフリーザーex | 2 | 主力の130打点 |
| スイクンex | 2 | 既存水軸のサブアタッカー候補。フリーザーを休ませる枠 |
| モンスターボール | 2 | たね確保 |
| 博士の研究 | 2 | ドロー |
| カスミ | 2 | 水ポケモンへの爆発的なエネルギー加速候補 |
| いやしの海辺 | 2 | 自軍ベンチへの20をターン終了時に相殺 |
| 大きなマント | 2 | HP130の耐久補助 |
| アカギ | 2 | 相手のダメージ済みベンチ処理 |
| レッド | 2 | exへの打点補助 |
| リーフ等のいれかえ・逃げ補助 | 2 | にげる2のフリーザーを動かす |
| 計 | 20 | 水エネルギー単色想定 |
この型は「ベンチを無闇に広げないこと」自体が防御手段です。エネルギーの付いていない低HPポケモンをベンチに並べるほど、自傷20が残ってしまい、相手のアカギの対象を自分から増やすことになります。いやしの海辺2枚は回復量のためというより、攻撃直後にアカギの条件を消すためのスタジアムと考えてください。
- フリーザーexをバトル場へ。ベンチは水エネルギーを付けられるスイクンex1体程度に絞ります。
- カスミなどで加速を狙い、3エネの「ひょうせつのあらし」130の起動を急ぎます。
- 攻撃するターンまでに「いやしの海辺」を設置します。水エネルギー付きのベンチはターン終了時に20回復するため、自傷分を相殺できます。
- 相手に別のスタジアムで海辺を上書きされたターンは、130を撃つとベンチにダメージが残るため、攻撃するかどうか慎重に判断します。
- 削り切れない相手はアカギとレッドで詰め、消耗したフリーザーはいれかえ札を使ってスイクンexと交代させます。
雷軸:サンダーexエレザード分散打点型
エレザードで相手ベンチ全体に先へダメージを置き、サンダーexの「らいめいのかぎづめ」で追撃する、3案の中で最もコンボ色の強い型です。雷単色を想定しています。
| カード | 枚数 | 採用理由 |
|---|---|---|
| ロケット団のサンダーex | 2 | 90+ベンチ50のフィニッシャー |
| エリキテル | 2 | エレザードの進化元 |
| エレザード(天空の支配者) | 2 | 相手ベンチ全員に10を撒く |
| モンスターボール | 2 | ポケモン展開 |
| シトロンのリュック | 2 | エレザードの全体打点+20。重ね掛け可能 |
| シトロン | 2 | エレザード・リュックをランダムに2枚サーチ |
| アカギ | 2 | サンダーが傷つけたベンチを前へ引きずり出す |
| 大きなマント | 2 | HP120の補助 |
| レッド等の打点補助 | 2 | バトル場への打点不足を補う |
| 自由枠(ドロー補助など) | 2 | 元の構築案では明記のない残り枠。博士の研究などを想定した調整枠 |
| 計 | 20 | 雷エネルギー単色想定 |
- エリキテルからエレザードへ進化を進めつつ、控えのサンダーexにエネルギーを手張りしていきます。
- シトロンで「エレザード」「シトロンのリュック」を集め、コンボパーツをそろえます。
- シトロンのリュックを同一ターンに2枚使って「エレキスパーク」を撃つと、相手ベンチ全員に50ダメージが入ります(リュック0枚なら10、1枚なら30)。
- サンダーexの「らいめいのかぎづめ」でバトル場に90、ダメージを受けているベンチ1匹に50を追撃します。手順3を経た対象なら累計100に到達します。
- 倒し切れなかったベンチはアカギでバトル場へ呼び出して仕留めます。
弱点は、進化ギミックに6枠を使いながらサンダーの3エネ要求も抱える回転の重さと、HP120・闘弱点という耐久面です。サンダーexは序盤から前に出す駒ではなく、後方で育てて終盤に仕留める運用が基本になります。
最後に、3案に共通する設計をまとめます。
- アカギ2枚:三鳥はいずれも相手ベンチが削れる展開を作りやすく、アカギがダメージを勝ち筋へ変換する役として機能します。
- 大きなマント2枚:HP120〜130という三鳥共通の耐久ラインを補う保険枠です。
- 単色エネルギー:3案とも炎・水・雷の単色想定で、エネルギー事故のリスクを構造的に抑えています。
繰り返しになりますが、いずれも既存カードだけで組んだ配信前の予測ベースの構築です。実装後にロケット団専用トレーナーズが強力だと分かれば、リストは大きく変わる可能性があります。各カードの単体評価は前述の個別評価の章を参照してください。
入手方法と配信前にやるべき準備
三鳥exの入手は、テーマ拡張パック「ロケット団の野望」の開封が基本になります。フリーザーexとサンダーexのレアリティは◆4(ダイヤ4)で複数媒体の情報が一致していますが、ファイヤーexは◆4と★2の表記が媒体間で分かれており、配信前の時点ではバリエーション構成が未確定です。この章では、排出率の目安と交換に必要なポイント、そして8月27日10時の配信までにやっておきたい準備を整理します。
排出率の目安とゴッドパック(従来パックの慣例値)
「ロケット団の野望」そのものの提供割合は、配信前のため確認できません。参考として、従来パックで用いられてきたレアリティ別排出率の慣例値を挙げます。1パック5枚のうち1〜3枚目は◆1が100%で、レアカードは4枚目・5枚目に集中する仕組みです。
| レアリティ | 1〜3枚目 | 4枚目 | 5枚目 |
|---|---|---|---|
| ◆1 | 100% | 0% | 0% |
| ◆2 | 0% | 90% | 60% |
| ◆3 | 0% | 5% | 20% |
| ◆4 | 0% | 1.666% | 6.664% |
| ★1 | 0% | 2.572% | 10.288% |
| ★2 | 0% | 0.5% | 2% |
| ★3 | 0% | 0.222% | 0.888% |
| 王冠 | 0% | 0.04% | 0.16% |
上の数値はあくまで従来パックの慣例値です。「ロケット団の野望」の実際の提供割合は、配信後にアプリ内の「提供割合」表示で必ず確認してください。慣例値どおりなら「何でもよいので◆4が1枚以上出る」確率は1パックあたり約8.22%、平均で約12.2パックに1回の計算です。ただし同じ◆4には複数のカードが含まれるため、狙った1枚(たとえばフリーザーexだけ)を引き当てる確率はこれよりさらに低くなります。また、5枚すべてが★1以上のレアカードで構成される「ゴッドパック」が約0.05%(2000パックに1回)の確率で存在するのも、従来どおりの仕様です。
イラスト違いの★2まで視野に入れる場合はさらに遠く、慣例値では「何でもよい★2」が1パックあたり約2.49%(平均約40.2パックに1回)で、交換も1250pt(約250パック分)が現行の標準です。ファイヤーexの★2版が正式に交換対象になるかどうかは、実装後にゲーム内で確認してください。
これからポケポケを始める人や、配信初日に三鳥exを初手から狙いたい人は、効率的なリセマラ手順まとめもあわせてチェックしておくとスムーズです。
開封ポイント交換とパック砂時計の基礎知識
引き運に左右されずに三鳥exを確保する手段が、パック開封ポイントによる交換です。あわせて、開封回数そのものを増やすパック砂時計も押さえておきましょう。
- 開封ポイント交換:パックを1回開封するごとに5ptたまります。現行の慣例交換値では◆4のカードは500ptで、1パック5pt換算だと約100パック分に相当します。実際にGameWithでは、フリーザーex・サンダーexが500pt交換予定として掲載されています。開け続ければ最終的に必ず届く「保険」です。
- ポイントはパックごとに別枠:開封ポイントは開封したエキスパンションごとにたまり、そのエキスパンションのカードとしか交換できないと公式サポートが明記しています。過去パックでためたポイントを「ロケット団の野望」に回すことはできません。なお、ポイント自体に有効期限はありません。
- パック砂時計:1個につきパック開封までの待ち時間を1時間短縮でき、12個で1パックを即開封できます。ランクマッチで1ランク上がるごとに5個もらえるなど、日々のプレイで少しずつ貯まります。
配信前にやっておきたい3つの準備
- パック砂時計を温存する:配信前のいま、現行パックに砂時計を使ってしまうのが最ももったいない動きです。8月27日10時の配信後にまとめて使えば、初日から一気に「ロケット団の野望」を開封できます。ポケポケは毎日2パックを無料で開封できるゲームとして案内されているので、無料分に砂時計の上乗せ分をどれだけ足せるかが、初日の開封数を大きく左右します。
- 謎解き大作戦の情報を追う:「ロケット団の野望〜謎解き大作戦〜」の情報が、8月27日に公式Xで公開される予定です。謎を解くと、パック砂時計がもらえるシリアルコードを入手できます。配信日は公式Xの投稿を忘れずにチェックしましょう。
- ロケット団の特別任務を把握しておく:8月下旬〜9月下旬に、ミッションで「ロケット団のあやしいチケット」を獲得できる特別任務が予定されています。チケットは「ゲーム内のどこかで使用する」と案内されている段階で、詳しい使い道は配信後の発表待ちです。開催時期も旬単位の告知のため、確定日付は今後の発表で確認してください。
引けなかった場合の入手手段も確認しておく
目当ての三鳥exが引けなかった場合は、前述の500pt交換に加えて、トレードでの入手も選択肢に入ります。トレードに必要なトレードメダルの集め方は、トレードメダルの入手方法と使い方で詳しく解説しています。ただし、新カードがトレード対象になる時期や条件は、配信後にゲーム内で確認が必要です。まずは砂時計と開封ポイントで正攻法の確保を狙いつつ、トレードは補助手段として頭に入れておきましょう。
環境考察|三鳥exは今のポケポケ環境をどう変えるか
ここでは、2026年8月25日時点のポケポケ環境を整理したうえで、ロケット団の三鳥ex(フリーザーex・サンダーex・ファイヤーex)が環境にどう影響しそうかを考察します。大前提として「ロケット団の野望」の配信は8月27日10時からなので、本章の内容はすべて配信前の予測です。実際の使用率や勝率データが出そろうまでの参考情報としてお読みください。
ランクマッチB4シーズンは8月26日で終了|三鳥の本番は次シーズンから
まず日程面で重要なのは、現在開催中のランクマッチ シーズンB4が8月26日(水)14:59に終了する点です。「ロケット団の野望」の配信は8月27日(木)10時からのため、三鳥exはB4環境には1戦も参加しません。三鳥が実戦で評価を受けるのは、次のシーズン以降になります。
- シーズンB4期間:2026年8月12日(水)15:00〜8月26日(水)14:59
- 「ロケット団の野望」配信:2026年8月27日(木)10:00より順次
- 次シーズン(B5)の日程:8月25日時点で公式発表は未確認。「27日から即B5開始」とは断定できません
B4終盤の駆け込みランク上げは既存デッキで行い、三鳥デッキの調整は次シーズンに向けて進める、という切り分けが現実的です。
8月25日時点のTier表|Game8とGameWithの評価まとめ
次に、三鳥参入直前の環境を大手攻略2媒体のTier表で確認します。いずれも8月25日更新の編集部評価で、公式のランキングではありません。また、三鳥実装前の環境に対する評価である点にも注意してください。
| Tier | Game8(8月25日更新) | GameWith(8月25日更新) |
|---|---|---|
| Tier1 | フーパex&ダークライex(悪)、メガルカリオex&サワムラー(闘) | メガルカリオex、セグレイブ&スイクンex、ダークライ系、ビークインex、フーパex、サザンドラ |
| Tier2 | ビークインex&ツボツボex(草)、エーフィ&ダークライ(超)、ミライドンex&ジバコイル(雷) | メガチルタリスex、メガリザードンYex、メガジュカインex、デデンネex、ゲッコウガ、マスカーニャex |
| Tier3 | メガレックウザex&ウガツホムラ(炎)、エレザード&メガライボルトex(雷)、メガサメハダーex(水)など | メガバシャーモex、メガレックウザex、オドリドリ、ジバコイル(紅蓮)、メガサメハダーex |
両媒体で共通して最上位圏に置かれているのがメガルカリオexとフーパex(悪軸)です。一方で水タイプの評価は割れており、GameWithはセグレイブ&スイクンexをTier1とするのに対し、Game8の水枠はTier3のメガサメハダーexのみです。またGameWithは「雷タイプのデッキは軒並み減少傾向」と明記しており、雷の三鳥であるサンダーexは逆風のタイプに新戦力として参入する形になります。環境デッキで実際に勝つ立ち回りのイメージは、ランクマ7連勝のゲンガーデッキ実戦解説が環境デッキの実例として参考になります。
たねexの三鳥はメガシンカ環境にどう絡むか
現環境の上位はメガルカリオexやメガチルタリスexなど、進化を前提とするメガシンカ系デッキが多数を占めています。ここに対する三鳥の持ち味は、3枚とも進化不要のたねexである点です。
- 枠効率:進化ラインを使わずに130打点(フリーザーex・ファイヤーex)へ届くため、20枚デッキの圧縮面で既存デッキと差別化できます
- 立ち上がり:特にファイヤーexは自己エネ加速を持ち、既存サポートと合わせて最速2ターン目の130打点が狙えると評価されています(詳しくは前述の個別評価を参照)
一方で共通の懸念は耐久です。三鳥はHP120〜130しかなく、Game8はメガルカリオex・メガチルタリスex・パオジアンexといった130以上を一撃で出せる現環境カードを例に、三鳥がワンパンされやすいことを指摘しています。特にHP120・闘弱点のサンダーexは、Tier1のメガルカリオexと正面からぶつかる立ち位置です。つまり三鳥は「空白のタイプを単独で開拓する」カードではなく、すでに成立している炎・水・雷の基盤に入れるか、それを上回れるかが評価点になります。
配信前のTier予測|ファイヤーexが三鳥のトップ候補
Game8・GameWithの事前評価と現環境の対面相性から導いた配信前予測は次の通りです。いずれも未確定・信頼度「中」の推定で、「ロケット団の野望」の未公開カード、特にロケット団専用トレーナーズの強さ次第で順位は変わり得ます。
| カード | 配信前予測 | 予測のポイント |
|---|---|---|
| ファイヤーex | Tier2〜3(三鳥中トップ) | 既存サポートで完成形に近い。水Tier1が壁 |
| フリーザーex | Tier3前後 | 3エネ130は高効率だが、自傷管理でプレイ難度高め |
| サンダーex | Tier3〜4 | コンボ性能は高いが、HP120・闘弱点が現環境で逆風 |
それぞれの予測の根拠となる性能やコンボの詳細は、前述の個別評価とシナジーの章をご覧ください。確定的な評価が出るのは、次シーズンのランクマッチや大会データが集まってからです。現時点で「Tier1確定」「環境破壊」と断定するのは根拠不足である、という距離感もあわせて押さえておきましょう。
紙のポケカ「ロケット団の栄光」との違いに注意
三鳥exを検索するときに最も注意してほしいのが、紙のポケモンカードの情報との混同です。紙のポケカには2025年発売の拡張パック「ロケット団の栄光」があり、そこにも「ロケット団の」と名の付く三鳥が収録されています。そのため検索結果には紙版の公式カード情報や考察記事が数多く混ざりますが、ゲームも性能もまったくの別物です。本記事で解説しているのは、すべてスマホアプリ『ポケモンカードゲームポケット』(ポケポケ)の「ロケット団の野望」収録カードのほうです。
「ロケット団のファイヤーex」は紙にも同名カードがある
三鳥の中でも特に危険なのがファイヤーexです。紙の「ロケット団の栄光」には、ポケポケ版と完全に同じカード名の「ロケット団のファイヤーex」が存在します。ところが中身は別設計で、紙版はHP220、ワザは「フレイムバリア」と「イビルバーン」。ポケポケ版のHP130、「ヒートチャージ」「ごくえんのつばさ」とは何ひとつ共通していません。カード名だけで検索した情報を引用すると、紙版のHP220や「イビルバーン」をポケポケ版の性能として覚えてしまうおそれがあります。3枚の対応関係は次のとおりです。
| ポケポケ版(ロケット団の野望) | 紙版(ロケット団の栄光) | 混同危険度 |
|---|---|---|
| ロケット団のフリーザーex(HP130・130ダメージ+自分ベンチ全員に20) | 「ロケット団のフリーザー」は非exでHP120。特性「レジストヴェール」持ち | 高 |
| ロケット団のサンダーex(HP120・90+ダメージを受けているベンチ1匹に50) | 「ロケット団のサンダー」は非exでHP120。エネルギーを付け替えるワザ持ち | 高 |
| ロケット団のファイヤーex(HP130・自己エネ加速+130ダメージ) | 「ロケット団のファイヤーex」は完全に同名だがHP220。フレイムバリア/イビルバーン | 非常に高い |
フリーザーとサンダーは、紙版では「ex」が付かない通常ポケモンなので名前で見分けられます。一方でファイヤーexだけは名前での区別ができません。記事や動画を参照するときは、「ポケポケ版」「紙版」のどちらを扱っているかを最初に確認してください。
「ロケット団エネルギー」は紙の用語。ポケポケでは未確認
紙版の三鳥は、いずれも専用の特殊エネルギー「ロケット団エネルギー」を参照する設計です。しかしポケポケ版三鳥の公開性能に専用エネルギーの要求はなく、「ロケット団エネルギー」というカードは8月25日時点でポケポケ側での存在が確認されていません。紙の解説記事に出てくる用語を、そのままポケポケに持ち込まないようにしましょう。そもそも両者はルールの土台から異なります。
- 勝利条件:ポケポケは3ポイント制、紙はサイド制です。
- エネルギー:ポケポケはエネルギーゾーンから供給され、紙はエネルギーカードをデッキに入れます。
- 公式の見解:紙のポケモンカードゲームとバトルのルールが異なること自体、ポケポケの公式サポートが明示しています。
買取相場の記事はアプリ版と無関係
カード名で検索すると、紙版カードの買取相場や販売価格をまとめた記事も上位に表示されます。これらは物理カードの市場価格の話であり、アプリであるポケポケ版三鳥の評価や入手方法とは一切関係ありません。ポケポケ版はパック開封やポイント交換で入手するもので、具体的な手順は前述の入手方法の章で解説したとおりです。混同を避けるためのチェックポイントは次の3つです。
- HPを見る:ファイヤーexならHP130がポケポケ版、HP220なら紙版の情報です。
- 用語を見る:「ロケット団エネルギー」「サイド」といった言葉が出てきたら紙版の記事です。
- 情報源を見る:紙公式のカード検索に載っているのは紙版の性能です。ポケポケ版は8月27日の配信後、ゲーム内のカード表示で確認するのが最も確実です。
本記事はここまでの評価・デッキ考察も、すべてポケポケ版を前提としています。SNSなどで性能を共有するときも「ポケポケ版」と一言添えると、余計な混乱を防げます。

ロケット団の三鳥exに関するよくある質問(Q&Aコーナー)
最後に、ロケット団の三鳥exや新パック「ロケット団の野望」について、検索されることの多い疑問をQ&A形式でまとめました。
配信日と優先度に関する質問
Q1:新パック「ロケット団の野望」はいつから引けますか?
A:2026年8月27日(木)午前10時より順次配信予定です。同日には公式Xで謎解きキャンペーン「ロケット団の野望~謎解き大作戦~」の情報公開も予告されています。日時は変更の可能性があると公式が明記しているため、直前のお知らせも確認しておきましょう。
Q2:三鳥ex(フリーザー・サンダー・ファイヤー)のうち、どれを最優先で狙うべきですか?
A:配信前の予測では、ビクティニ・にじいろの洞窟・フレイムパッチといった既存サポートがすでに揃っているファイヤーexが最有力です。フリーザーexがそれに続き、サンダーexは構築依存度が高めという評価です。あくまで配信前の予測のため、詳しくは前述の比較章を参照してください。
各カードの性能と使い方に関する質問
Q3:フリーザーexの「ひょうせつのあらし」の自分ベンチへの20ダメージはどれくらい重いですか?
A:数字以上に重いのは、相手のアカギ(ダメージを受けているベンチポケモンをバトル場に呼び出すサポート)の対象を自分から作ってしまう点です。対策の筆頭はスタジアム「いやしの海辺」で、番の終わりに水エネルギーが付いたポケモン全員のHPを20回復でき、自傷分をそのターン中に相殺できます。ただし水エネルギーが付いていないベンチは回復できないため、ベンチの数自体を絞る構築も有効です。
Q4:サンダーexの「らいめいのかぎづめ」のベンチ50ダメージはどう活かすのが強いですか?
A:対象が「ダメージを受けている相手のベンチポケモン」に限られるため、エレザード(ワザで相手ベンチ全員に10ダメージ)で事前に条件を作るのが基本です。シトロンのリュックを同じ番に2枚使えばエレザードのベンチ打点は50となり、サンダーexの50と合わせて累計100に届きます。倒しきれなかったベンチをアカギで呼び出して仕留める詰め筋も強力です。
Q5:ファイヤーexの「ヒートチャージ」で付けた炎エネルギーは誰に付きますか?
A:効果原文が「このポケモンにつける」となっているため、付く先はファイヤーex自身のみです。ほかのポケモンに配る加速要員としては使えない、自己完結型のワザです。計算上、コインが2枚以上オモテになる確率は素で50%ですが、ビクティニの特性「しょうりのほし」で振り直せば約75%まで高められます。
カードの扱いと紙ポケカとの違いに関する質問
Q6:既存のフリーザーex・サンダーex・ファイヤーexとは別カード扱いですか?同じデッキに入れられますか?
A:名前に「ロケット団の」が付く別カードで、性能もまったくの別物です。新カードのガラガラのワザが「名前に『ロケット団の』とつくポケモン」を指定していることからも、カード名で区別されていることが分かります。同名カードにはあたらないため既存の三鳥exと併用できるとみられますが、正確な挙動は配信後にゲーム内で確認してください。
Q7:「ロケット団のボス」などのトレーナーズは三鳥exとどう組み合わせますか?
A:現時点で判明している3種は、いずれも相手の手札・ベンチ・トラッシュに干渉する妨害系トレーナーズです。中でも相手のベンチにたねポケモンを強制的に出させる「ロケット団のボス」は、サンダーexのベンチ狙撃と噛み合う可能性が指摘されています。三鳥を直接強化する専用サポートは8月25日時点では未判明のため、詳しくは前述のシナジー章を参照してください。
Q8:紙ポケカ「ロケット団の栄光」の「ロケット団のファイヤーex」と同じ性能ですか?
A:カード名は同じですが、性能は完全に別物です。紙版はHP220で「フレイムバリア」「イビルバーン」を持ち、専用のロケット団エネルギーを参照する設計です。一方ポケポケ版はHP130で、ヒートチャージとごくえんのつばさを持ちます。検索すると紙版の情報が混ざりやすいので、「ポケポケ」を付けて調べるのがおすすめです。
入手と配信前の準備に関する質問
Q9:配信前にやっておくべき準備はありますか?パック砂時計は温存すべきですか?
A:パック砂時計は12個で1パックを即開封できるため、新パック用に温存するのがおすすめです。また開封ポイントはエキスパンションごとに別々で、今のパックを開けても三鳥exの交換には使えない点に注意してください。ランクマッチのシーズンB4は8月26日(水)14時59分に終了し、1ランク上昇ごとに砂時計5個がもらえるので、駆け込みのランク上げも有効です。さらに8月27日に公式Xで公開される謎解きキャンペーンでは、砂時計がもらえるシリアルコードが入手できます。
Q10:「ロケット団のあやしいチケット」とは何ですか?入手方法と使い道は?
A:8月下旬~9月下旬開催予定のイベント「ロケット団の特別任務」のミッションで獲得できるアイテムです。公式発表では「ゲーム内のどこかで使用する」とだけ告知されており、具体的な使い道は配信前の時点では未発表です。ミッションを効率よく進める考え方はシークレットミッション攻略の記事も参考にしてください。








